コケオトギリ

学名:Hypericum laxum  

コケオトギリ(苔弟切) オトギリソウ科オトギリソウ属

北海道・本州・四国・九州・沖縄の、山地の湿地や休耕田などに生育する多年草。

丈は3-10cm。全体に小型。茎は稜が透明な4稜形、上部で分枝する。葉は柄がなく、長さ0.5-1㎝の円形に近い広卵形、葉縁に狭い透明部分がある。葉には明点があるが黒点はない。花は直径5-7㎜。苞は葉とほぼ同形で幅が萼片より広い。萼片5個の先端や苞の先端に赤色の突起があることが多い。雄蕊は5-10個。花柱3個。
花期は7-9月。
果実は蒴果。長さ2-3㎜、熟すと赤くなり、腺点はない。種子は長さ約0.5㎜。

※ 名は、オトギリソウの仲間で、小型なためコケを冠した。
 ヒメオトギリに類似するが、ヒメオトギリの雄蕊は10-20個あるため、雄蕊が5-8個である本種と区別可能。  


主写真撮影日:2015-07-26   撮影地:山梨県富士河口湖町 竜ヶ岳登山路
撮影者:MOMO