学名:Benincasa pruriens f. hispida
トウガン(冬瓜)[別名:トウガ、カモウリ] ウリ科トウガン属熱帯アジア・インド・東南アジアの原産といわれる蔓性1年草で果実を食用とするために栽培される。
茎は地面を這って長く伸び、無色の毛が生えていて、巻き髭があり、他物に絡みつきながら、よじ登ったり地面を匍匐したりしながら成長する。葉は互生し、径15-30cmの心形で5浅裂し、粗い鋸歯があり、長い葉柄がある。初夏から初秋、葉腋に直径7.5-10cmの黄色い花を咲かせる。同株異花で雄花と雌花があり、雌花に果実がつく。
花期は6-9月。
果実は偏球形または30-50cmほどの長楕円形で、始めは触ると痛いほどの白い毛で覆われているが、熟すころになると毛は落ち、ブルーム(果粉)が析出して白い粉が被ったようになる。7-9月に収穫し、実は大きいもので短径30cm、長径80 cm程度になる。
※ 名は保存食として納屋などで貯蔵し、冬の食料にしたことから。
完熟後皮が硬くなり、貯蔵性に優れ、完熟したものは約半年品質を保つとされる。
高温性で、生育適温は25-30℃、夜間18℃以上で、温暖な地域が栽培の適地である。
耐暑や耐寒は強い方で、土質に対する適応性も広く、強健であるため栽培はしやすい。
[栽培品種]
オオマルトウガン:大丸冬瓜
丸みのある球型の実。熟すと表面に白粉をおびる。日本在来で、本州で古くから生産される。
コマルトウガン :小丸冬瓜
球径20cm程度、重さは2.2kg程度。
ナガトウガン :長冬瓜
長楕円形の実で熟すと表面に白粉をおびる。
流通ているものは果実長25-30 cmほどで、果粉は除去されている。
オキナワトウガン:沖縄冬瓜
長楕円形の実。熟しても白粉は付かない。
主写真撮影日:2013-09-11 撮影地:東京都町田市 (植栽)
撮影者:MOMO