学名:Trichosanthes cucumerina
ヘビウリ(蛇瓜)[ナガミカラスウリ、トリコサンテス・ククメリナ] ウリ科カラスウリ属中国南西部、東南アジア諸国、オーストラリア北部の原産の雌雄同種の一年草。原産地では標高400-1600mの谷沿いの森や藪、山の斜面の藪に生育する。
茎は軟弱で、巻きヒゲで他物に絡みつきながら成長し長さ3-5mになる。葉は互生し、長さ10-20cmの心形で3-7中裂し、縁は粗い鋸歯があり、長い葉柄を持つ。巻きヒゲは葉腋から出る。夏~初秋、雄花は総状花序で葉腋に数個、雌花は葉腋に単生して径40-50mmでレース状の白い花を付ける。小花柄は直立し、長さ0.5-1.5㎝、微軟毛がある。 苞はないか、または非常に小さい。萼筒は先端でやや広がり、長さ15-16㎜。雌花は単生するか、ときに初期の雄花と置き換わる。
花期は7-9月。
果実は卵状長円形、長さ5-7㎝、幅2.5-3.5cmで、7-10個の種子を含み。熟すと赤くなる・種子は卵状長円形、長さ9-12㎜-幅5-6㎜、扁平で皺があり、縁が厚く、両面に鋸歯状の突起がある。
※ 名は、果実の断面が円柱状で細長く 蛇のようにくねることから。
花は朝開き、夕方には萎む一日花。
園芸品種のヘビウリは明治時代に鑑賞用にインドから渡来し、果実は円柱状で、30-100cmと長く、蛇のようにくねる。果実は始め淡緑色で、白色や濃い緑色の縞があるが、熟すと赤くなり、熱帯地域で食用に広く栽培される。学名はTrichosanthes anguinaだが、原種が中国原産のトリコサンテス・ククメリナTrichosanthes cucumerinaと考えられるようになり、JeffreyはTrichosanthes cucumerina var.cucumerinaとしている。
園芸種の和名は、ヘビウリ以外にセイロンウリ、ヘビヘチマとも称されている。
主写真撮影日:2013-08-01 撮影地:神奈川県相模原市南区
撮影者:MOMO