ブレフォルディア・マキシマ

学名:Brefeldia maxima  

ブレフォルディア・マキシマ(Brefeldia maxima) ムラサキホコリ科ブレフェルトホコリ属

腐木上に変形菌中で最大級の子実体を形成する種。

変形体は、薄膜状に広がる葉状体上で、大きなアエタリウム(多数の胞子を含む厚く、クッション様の、不規則な形状の構造体)は、長さ2-30cm、厚さ5-15mmになり、移動することができる。皮質は最初は乳頭状だが、変化しやすい一時的な段階。子実体は、乳白色~淡褐色~茶褐色~紫黒色~紫色~黒色と多様な色彩を示し、連続した疣状になる。胞子は、黄褐色で径9-12μm。

※ イギリスで発見された大きなものは、樹木の切り株全体を覆い、表面積は1平方m以上、厚さ約1cm、重さ20kgという記録がある。
 日本国内分布などは、文献が得られないため不詳。


主写真撮影日:2016-12-07   撮影地:神奈川県相模原市南区
撮影者:MOMO