シロツリガネヤナギ

学名:Penstemon digitalis  

シロツリガネヤナギ(白釣鐘柳)[別名:ペンステモン・ジギタリス、ペンステモン・ハスカーレッド] オオバコ科ツリガネヤナギ属

北アメリカ(USAアイオワ州・ネブラスカ州・ミズーリ州)原産で、観賞用に栽培される多年草。

丈は60-150cm。ロゼット状で越冬する。茎は直立し、株元からよく分枝する。葉は対生し、濃緑色で先の尖った長さ5-13cmの長楕円形で、浅い鋸歯がある。晩春~初夏、茎頂に総状花序を作り、長さ約3cmの筒状の鐘形の花を咲かせる。花は桃色がかった白色で、先端は2裂する上唇と3裂する下唇に割れて開く。下唇の内側に明るい赤紫色の筋が入る。
花期は5-7月。
果実は蒴果。

※ ペンステモン・ハスカーレッド(Penstemon ‘Husker Red’)は、多く流通する園芸品種で、茎は濃い赤紫色で、葉は濃い赤紫色または赤紫色がかった濃緑色。花は薄桃色。
 属名は維管束植物分類表に従いツリガネヤナギ属としたがイワブクロ属が使われることもある。維管束植物分類表ではイワブクロ属は"Pennellianthus”の和名(Pennellianthus属はPenstemon属から分離された)。
 高温多湿には弱い。


主写真撮影日:2018-05-22   撮影地:東京都世田谷区 フラワーランド (植栽)
撮影者:MOMO