学名:Digitalis purpurea
ジギタリス(Digitalis)[別名:キツネノテブクロ、ジギタリス・プルプレア] オオバコ科ジギタリス属ヨーロッパ南部原産で観賞用あるいは薬用に世界中で栽培される多年草。日本では高温高湿に弱いため、普通2年草として扱われる。
丈は50-80cm。葉は螺旋状に付き、長さ10-35cm、幅5-12cmの長楕円形。表面は縮れがあり、裏面は灰白色の白い腺と腺の毛で覆われる。葉は1年目に地面にロゼットを形成し、2年目に花茎を伸ばす。鐘形の大きな花を多数穂状に付ける。花は紅紫色で内面に濃色の斑紋がある。
花期は5-7月。
果実は蒴果で、成熟すると裂開し、長さ0.1-0.2mmの種子を多数出す。
※ 別名のキツネノテブクロは、英名Foxgloveの直訳。
全草に猛毒があり観賞用に栽培する際には取り扱いに注意が必要。
主写真撮影日:2018-05-27 撮影地:長野県飯綱町 サンクゼールワイナリー (植栽)
撮影者:MOMO