ヒマラヤタマアジサイ

学名:Hydrangea aspera  

ヒマラヤタマアジサイ(ヒマラヤ玉紫陽花) アジサイ科アジサイ属

ヒマラヤ・中国西部から中部・台湾・インドネシア原産で、観賞用に植栽される落葉低木。

樹高は2-4m。大きな株立ちになる。葉は対生し、葉身は長さ10-25cm、幅2.5-10cmの長楕円形。葉の先は尖り、縁には鋸歯がある。花序は径25cm程で、装飾花は少なく白色または薄紫色で大きさ2.5cm、両性花は数が多く赤紫色。
花期は6-9月。
果実は蒴果。

[亜種]
 ストリゴサ    :Hydrangea aspera subsp strigosa 中国に分布。
           ヒマラヤタマアジサイに似るが、葉は細長く短い毛が生える。
 サーゲンティアナ :Hydrangea aspera subsp sargentiana 中国、ネパールに分布。
           装飾花は白からピンク色、両性花は数多く薄紫色。
 ウィロサ(ビロサ) :Hydrangea aspera villosa group 中国、ネパールに分布。
           花はタマアジサイに似るが、葉や装飾花は小形。
 タイワンゴトウヅル:Hydrangea aspera kawakamii group 台湾に分布。
           花はタマアジサイに似る。装飾花は白く小形、両性花の塊は大きい。


主写真撮影日:2016-07-24   撮影地:神奈川県相模原市南区 麻溝公園
撮影者:MOMO