学名:Camellia sasanqua 'Shishigashira'
カンツバキ(寒椿)[別名:シシガシラ] ツバキ科ツバキ属サザンカとツバキを交配して作られた園芸品種の常緑中低木。
樹高は1-3m。葉は互生し、暗緑色、葉身は3-7cm、幅2-3cmの長楕円形~卵状楕円形。縁には鈍い鋸歯がある。花径は5-7cmで、八重咲きの薄紅花が多いが、赤・白・桃色の一重や八重咲きもある。花弁と雄蕊が合着し、散る時に花全体が落下するツバキ、花弁が一枚ずつ散るサザンカの性質を持つが、散り方は、花弁がバラバラになるサザンカ型。
花期は11-2月。
果実は蒴果で、卵球形。
※ 学名は、ylistに従ったが、Camellia hiemalisとしている記述も多い。
また、横に枝を伸ばし樹高が低い型をカンツバキ、樹高が高くなる型をタチカンツバキと分けている例もある。
主写真撮影日:2015-11-01 撮影地:神奈川県相模原市南区
撮影者:MOMO