ニワフジ

学名:Indigofera decora  

ニワフジ(庭藤)[別名:イワフジ] マメ科コマツナギ属

本州の中部地方と近畿地方・四国・九州の、川岸の岩場などに生育する落葉小低木。

樹高は30-60cm。葉は奇数複葉で、小葉は3-6対。小葉の長さは2.5-4cmの長楕円形、裏面は有毛で白色を帯びる。葉腋に総状花序を出し、長さ約1.5cmの紅紫色の蝶形花を多数付ける。雄蕊は10本。
花期は5-6月。
果実は豆果。

※ 名は生育場所とフジに見立てた花の美しさを組み合わせたもの。
 庭や石垣などに植栽される。
 白花の品種もある。
 園芸店で鉢物として販売される場合はイワフジの名が使われることが多い。


主写真撮影日:2014-05-25   撮影地:神奈川県厚木市 (植栽)
撮影者:MOMO