学名：Angelica japonica
ハマウド(浜独活) セリ科シシウド属関東地方以西の本州・四国・九州・沖縄の、海岸に生育する多年草。
丈は100-150cm。茎は太く、赤色の筋がある。葉は1-2回の3出複葉、葉柄の基部は膨らみ鞘状になる。小葉は厚く、光沢があり、細かい網状脈と細かい鋸歯がある。葉柄と葉軸の上面に開出毛が密生する。大散形花序の柄は20本以上付く。花は小さな白色の5弁花。
花期は4-6月。
果実は長さ7-10mm、幅5-7mmの広惰円形、翼の幅が広く厚みがある。
※ 名は、海岸に生育することから。
[近縁種]
アシタバ ：アシタバの茎には赤い筋がない。
アシタバの方が葉が薄く、若葉以外は光沢がなく、葉脈と鋸歯が粗い。
アシタバは夏～秋に開花する。
ナンゴクハナウド：沖縄に分布。
花期は2-3月、果期は4-5月。葉が大きく、果実の翼が厚い。
主写真撮影日：2015-04-26 撮影地：神奈川県三浦市
撮影者：MOMO