シロバナマンジュシャゲ

学名:Lycoris × albiflora   

シロバナマンジュシャゲ(白花曼珠沙華)[別名:シロバナヒガンバナ] ヒガンバナ科ヒガンバナ属

九州に自生するが、多く植栽もされる。

花茎の丈は30-45cm。葉は10月から伸び始め、5月に枯れる。葉の長さは30-40cm、幅は11-15mm、黄緑色でヒガンバナとショウキズイセンの中間形を示す。花期には葉がなく、花茎の先に5-10個の花を付ける。花はやや黄色味がかった白色で、花被片は長さ50-52mm、幅6-8mm、外花被片が3、内花被片3。雄蕊6、雌蕊1で、雄蕊は長くて反り返った花被片から突き出る。ヒガンバナほどは花被片が強く反り返らず、縁も波打たない。
花期は9月。
不稔で果実はできない。

※ ヒガンバナとショウキズイセンとの自然交雑種と推定されている。


主写真撮影日:2012-09-29   撮影地:神奈川県座間市 谷戸山公園
撮影者:MOMO