学名:Punica granatum
ザクロ(石榴、柘榴、若榴) ミソハギ科ザクロ属西南アジア原産で、庭木などの観賞用に栽培される落葉小高木。
樹高はは5-6m。樹皮は褐色で不規則に剥がれる。本年枝は4稜があり、短枝の先は刺になる。葉は対生。葉身は長さ2-5cm、幅1-2cmの超楕円形で、全縁かつ無毛。表面は光沢がある。花は枝先に付き、径約5cmで朱赤色。花弁は6個、薄くて皺がある。萼は筒状で上部は6裂し、肉質で光沢がある。
花期は6-7月。
果実は径5cmほどの球形。先端に萼片が宿存する。果皮は厚く、熟すと不規則に裂開し、多数の種子が覗く。種子の外皮は淡紅色で、甘酸っぱい液を含み、食用にされる。
※ 日本には平安時代に移入されたとみられる。
主写真撮影日:2014-07-06 撮影地:東京都青梅市
撮影者:MOMO