ニオイタチツボスミレ

学名:Viola obtusa  

ニオイタチツボスミレ(匂立坪菫) スミレ科スミレ属

北海道・本州・四国・九州の、日照の良い、山地や丘陵に生育する多年草。

丈は花の時期は3-10cm。花後、茎立ちし10-30cmになる。茎葉は互生し長さ1.5-3cmの円心形~卵形、葉先は鈍頭で葉縁は規則正しい低鋸歯が並ぶ。托葉は粗い櫛状で茎には細毛が密生する。花は径1.5-2cmの濃紫色~紫紅色、花弁は丸みがあり、紅紫色で基部が白い。花径は15-20mm。柱頭はこん棒状。距は長さ6-8mmで尻上がりになる。
花期は3-5月。

※ 名は、甘い香りがあるためで、午前中が強い。


主写真撮影日:2013-04-18   撮影地:東京都町田市
撮影者:MOMO