
学名:Calliandra tergemina var. emarginata
ヒメベニゴウカン(Calliandra emarginata)[別名:ヒメベニゴウカン、ドワーフ・パウダーパフ] マメ科ベニゴウカン属メキシコ南部からパナマにかけての原産で、植物園などの温室で見られ、沖縄県内では公園や庭植えもされる常緑低木。
樹高は3-5m。小葉6枚からなる複葉で、互生する。小葉は腎臓形で、基部に2枚の小葉があり、そこから葉柄が枝分かれし、先端に2枚の長さ2.5-6cmnの小葉が対になる。基部の小葉は長さ1-2.5cmで小さい。花は腋生の頭状花序で径4-5cmになり、多数の紅色の雄しべが刷毛状に広がる。葯は黄色。白花の品種もある。
花期は12-5月(温室栽培では周年開花)。
果実は豆果。
※ 名は、ベニゴウカンの仲間で小形であることから。
学名はCalliandra emarginataとしている文献も多いが、GBIFの「アクセプトされた学名」に従った。
主写真撮影日:2008-03-15 撮影地:長崎県長崎市 亜熱帯植物園温室
撮影者:MOMO