カンザキハナナ

学名:Brassica rapa var. amplexicaulis  

カンザキハナナ(寒咲き花菜) アブラナ科アブラナ属

観賞用または花芽を食用とするように改良された園芸種で花立が早い品種の一年草。

丈は50-80cm。葉は互生し、上部では茎を抱き、葉身には強い縮みがある。
花期は12-4月。
果実は長さ5-10cmの長角果。

※ 中国で栽培されているチリメンハクサイ(縮緬白菜)を素に改良された。
  掲載の学名は品種まで定義したものでなく、他のハナナも含む。 
  観賞用の他に食材として菜の花をおひたし・炒め物などに使用される。
  近縁種には野菜として栽培される変種が多く以下は代表的なもの。
  
  [近縁種]
   アブラナ:Brassica rapa var. oleifera
        油菜[別名:ニホンアブラナ、ナノハナ、ナタネ]
        過去、なたね油の採取用途で栽培されたが、近年は野菜用途が主流。
   ハクサイ:Brassica rapa subsp. pekinensis または Brassica rapa var. glabra
        白菜
   カブ  :Brassica rapa var. rapa
        蕪
   ミズナ :Brassica rapa var. nipposinica
        水菜
   コマツナ:Brassica rapa var. perviridis
        小松菜
   ノザワナ:Brassica rapa var. hakabura
        野沢菜


主写真撮影日:2013-02-10   撮影地:神奈川県相模原市南区 (植栽)
撮影者:MOMO