学名:Pleione formosana
プレイオネ・フォルモサナ(Pleione formosana)[別名:タイワントキソウ、タイリントキソウ] ラン科タイリントキソウ属中国南東部・台湾の北部~中央部の標高1000-2000mの山地の原産で、観賞用に栽培される多年草。
丈は15-30cm。地中に球形の偽球根があり、新芽を伸ばし花を咲かせ、その後展開した葉は1-2枚で長さ20cm、幅5cm前後まで成長する。春から初夏、茎先に径5-7cmの花を付ける。花は淡紅色の花被片が5個あり、手前に白色で縁が波打ち、内面に赤または茶色の斑点のある唇弁がある。
花期は4-6月。
果実は蒴果。
※ 別名のタイリントキソウは、タイリントキソウ属(Pleione)全体を指し本種に限らないが、本種は最も多く栽培される。
偽鱗茎は小さく一年生で、毎年更新する。
半耐寒性の多年生植物で、-5℃までの温度に耐えるが、冬の過度の湿気は避ける。 |
主写真撮影日:2024-05-03 撮影地:神奈川県相模原市 相模原市緑化センター(植栽)
撮影者:MOMO