プリムラ・ポリアンサ

学名:Primula × polyantha  

プリムラ・ポリアンサ(Primula polyantha)[別名:クリンザクラ] サクラソウ科サクラソウ属

ヨーロッパの野生種のプリムラ・ベリス(Primura veris)とプリムラ・ブルガリス (Primura vulgaris)の自然雑種をもとに、多くの人工雑種として観賞用に改良された園芸種の多年草。耐寒性があるが、日本での夏越えは難しく、普通1年草扱いで栽培される。

花茎の高さは10-20cm。葉はロゼットになる。葉身は卵状楕円形で暗緑色、毛がある。花茎は短く、ほとんど伸びない品種もあり、散形花序に花を4-12個付ける。花は赤色・桃色・薔薇色・黄色・青色・紫色・白色など多彩。
花期は11-5月。
果実は蒴果。

※ 一重咲きの他に八重咲き・フリル咲き・バラ咲きなど花形も多彩。
 関東以南の平地であれば戸外で冬越し可能。


主写真撮影日:1996-05-03   撮影地:長野県松本市 (植栽)
撮影者:MOMO