タテヤマアザミ

学名:Cirsium otayae  

タテヤマアザミ(立山薊) キク科アザミ属

本州中部地方の妙高山系・北アルプス北部・白山山系の、 高山草原に生育する多年草。

丈は60-150cm。茎は直立または斜上し、上部でわずかに分枝するか分枝しない。根生葉は花期には生存しない。茎葉は長さ10−20 cmの楕円形~広楕円形で普通粗い鋸歯縁となるが時に羽状に浅裂~中裂し、羽片は7−9対になる。茎の先端に頭花数個が疎らな総状花序に付くか単生する。総苞は鐘形~椀形、生時で直径15-20mm、総苞片は6−7列、斜上~開出するかあるいはゆるやかなに反曲し、無毛。総苞外片は狭卵形で内片より短い。腺体は普通ないが稀に内片にあり、披針形で痕跡的で、総苞はほとんど粘らない。小花は淡紅紫色で長さ13-17mm、狭筒部は広筒部より長い。
花期は8-10月。
果実は痩果で暗褐色、長さ約3.5mm、冠毛は長さ13-15mm。

※ 名は、基準種が立山で採取されたことから。
 北アルプスでは北部に本種、南部にはキソアザミが分布する。


主写真撮影日:1980-08-12   撮影地:岐阜県高山市 西穂山荘付近
撮影者:MOMO