オオハンゴンソウ

学名:Rudbeckia laciniata  

オオハンゴンソウ(大反魂草) キク科オオハンゴンソウ属

北アメリカ原産の帰化植物で、小笠原諸島を除き全国的に拡散しており、中部地方以北のやや寒い地方の川岸や草原に大群落をなすことがある多年草。

丈は50-300cm。葉は互生し無毛で白っぽく、下部のものは柄があり羽状に3-7裂するが上部では切れ込まないものもある。頭状花は径5-6cm、舌状花は黄色で10-14個、筒状花は緑黄色になり、花床は半球形。総苞片は葉状で2列に並ぶ。
花期は7-10月。
果実は、痩果で4稜あり、長さ5-6mm、扁平、冠毛は癒着して冠状になり、小数の歯状の突起になる。

※ 明治中期に観賞用に導入され、1955年に野草化したものが確認され、その後全国的に拡散した。繁殖力が強く、在来植物を侵食する可能債が高いため、特定外来生物として栽培・保管・運搬・輸入・譲渡が禁止されている。


主写真撮影日:2013-07-27   撮影地:栃木県日光市 裏男体林道
撮影者:MOMO