ウラシマツツジ

学名:Arctous alpinus var. japonicus  

ウラシマツツジ(裏縞躑躅) ツツジ科ウラシマツツジ属

北海道・中部地方以北の本州の、鉱山の砂礫地や草地に生育する落葉小低木。

高さは2-6cm。地下茎を長く引いて増える。茎は残存する葉柄の基部に覆われる。葉は倒卵形で、葉は厚くて皺が多く、鈍鋸歯がある。葉裏は白色を帯び、細かい網目が目立つ。秋になると真っ赤に紅葉する。初夏、新葉の間から2-3本の短い花茎を出し、黄白色の壺状の花を付ける。花冠は長さ4-5mm、内側に毛が生える。
花期は6-7月。
果実は球形で、黒紫色に熟す。

※ 名は、葉の裏に細かい網目状の葉脈があることから。


主写真撮影日:1975-06-08   撮影地:山梨県南アルプス市 観音ヶ岳
撮影者:MOMO