ヒルガオ

学名:Calystegia pubescens  

ヒルガオ(昼顔) ヒルガオ科ヒルガオ属

北海道・本州・四国・九州の、道端や野原などに生育する蔓性多年草。

地中に白く強い地下茎を伸ばして増える。蔓は左巻きとなって周囲のものに絡みつく。葉は互生し長さ1-4cmの柄を持つ。葉身は長楕円形で長さ5-10cm、基部の両側は耳状に尖る。花は葉腋から出た柄の先に1個付き、漏斗形で径約5cm。花の付け根に小さな萼とそれを挟み込むように長さ2-2.5cmの卵形の苞葉が2個付く。
花期は6-8月。
果実は球形の蒴果だが、自家不和合性のため結実は稀。

※ 名は、朝から花を咲かせて夕方にしぼむまで昼間も咲き続けていることから。
 良く似たコヒルガオより花や葉が大形。花柄にはコヒルガオに見られる縮れたヒレは無い。花筒の付根の苞葉がの先端はコヒルガオは尖るが、丸みを帯びる。葉の基部はコヒルガオは横に張り出し鉾形になるが、張り出しは少ない。


主写真撮影日:2021-06-01   撮影地:神奈川県相模原市南区
撮影者:MOMO