エニシダ

学名:Cytisus scoparius  

エニシダ(金雀枝) マメ科エニシダ属

ヨーロッパ地中海沿岸原産で、観賞用に植栽される落葉低木。

樹高は1-2m。葉は3出複葉で、互生し、倒卵形~倒披針形、先が尖り,微毛がある。ときに1小葉に退化も見られる。晩春、前年枝の葉腋に長さ2cm程の黄色の蝶形花を付ける。
花期は5-6月。
豆果は長さ4-5cm。8-10月に黒褐色に熟す。

※ 名は、ラテン語名のgenista(ゲニスタ)が、スペイン語でhiniesta(イニエスタ)となり、これが日本でエニスタと発音され、その後さらに音変化してエニシダと呼ばれるようになったとされる。
 斜面緑化や砂防樹として植栽されたものの野生化もみられる。
 有毒植物。


主写真撮影日:2021-05-10   撮影地:神奈川県相模原市南区 (植栽)
撮影者:MOMO