オオマツヨイグサ

学名:Oenothera glazioviana  

オオマツヨイグサ(大待宵草) アカバナ科マツヨイグサ属

北アメリカ原産でヨーロッパで園芸用に改良され、明治初期に渡来し、北海道・本州・四国・九州の、海辺や荒地・河原などに野生化して生育する多年草。

丈は80-150cm。茎には立った堅い毛が生え、毛の基部は膨れて赤褐色を帯びる。茎葉は柄がなく、長さ5-15cm、幅2.5-4cmの長楕円形で先は尖り、縁に波状の鋸歯がある。花は大きく径8cm前後で、夜に開花するが、涼しいと日中でも咲く。萼片は4個あり、開花時には反り返る。萼筒は長さ3-5cm。
花期は7-9月。
果実は蒴果、円筒形で長さ2-3.5cm。種子は角ばる。


主写真撮影日:1973-07-15   撮影地:山梨県鳴沢村
撮影者:MOMO