オタカラコウ

学名:Ligularia fischeri  

オタカラコウ(雄宝香) キク科メタカラコウ属

福島県以西の本州・四国・九州の、深山の沢沿いなどに生育する多年草。

丈は100-200cm。根生葉は長い柄のある径40-60cmの心円形で、基部は鉾形だが尖らない。夏から秋、茎の上部に黄色の頭花を総状に付ける。頭花には長さ1-1.5cmの8個程度の舌状花と20個程度の両性の筒状花からなる。
花期は7-10月。
果実は痩果で痩果、円柱形で長さ0.6-1cmで無毛。褐色を帯びた冠毛がある。

※ 名は、近似種のメタカラコウ(雌宝香)に対し、大形で強壮に見えることから。


主写真撮影日:1973-08-07   撮影地:福島県桧枝岐村 尾瀬ヶ原
撮影者:MOMO