ロボウガラシ

学名:Diplotaxis tenuifolia  

ロボウガラシ(路傍芥子)[別名:カラクサハタザオ、ワイルド・ルッコラ ]アブラナ科エダウチナズナ属

北部を除くヨーロッパ~西アジア原産の帰化植物で、道端や叢に群落を形成する多年草。

丈は20-80cm。茎は分枝して直立する。下部の葉は長さ2-15cm幅1-6cmで、羽状に深裂し、ときに裂片に波状の鋸歯があり青白い。晩春から初秋、茎先に総状花序を出し、径約3cmの黄色の4弁花をつける。花柱の先端は丸く、雄蕊は6個。
花期は5-9月。
果実は長さ2-6cm、径1.5-2.5mmと細長い。鞘の中に2列に長さ1-1.3mmの楕円体の種子が入る。

※ 若採りしたものをサラダ用に用いるため栽培もされる。通常、他の葉菜の若採りした葉とともにミックスされてベビーリーフサラダに使われる。葉を潰すと特有の芳香がある。


主写真撮影日:2012-10-20   撮影地:神奈川県大和市
撮影者:MOMO