ムレオオイチョウタケ

学名:Leucopaxillus septentrionalis  

ムレオオイチョウタケ(群れ大銀杏茸) キシメジ科オオイチョウタケ属

夏から秋にかけて、広葉樹(特にブナ科)の根本の地上に束生するキノコ。

全体が淡黄色の大形種で強い匂いがある。傘は径12-40cm、饅頭形から開いて浅い漏斗形になる。表面は湿時に弱い粘性を示し、灰白色~淡黄色。しばしば黄色い樹脂状物質が固着している場合がある。幼菌時には傘の縁が内側に巻く。襞は垂生ぎみ直生、やや密、傘よりやや淡色。柄は1長さ5-20cm、太さ下部で70mm、中実、平滑で傘と同色、特に幼菌時に基部が太い。胞子は長さ4.5-6μm、幅3-4μmの楕円形。

※  可食。ただしキノコ臭がかなり強く、嫌う人と、旨いという人がある。


主写真撮影日:2019-11-07   撮影地:横浜市緑区 三保市民の森
撮影者:MOMO