ニオイアシナガタケ

学名:Mycena filopes  

ニオイアシナガタケ(臭脚長茸) クヌギタケ科クヌギタケ属

秋から初冬にかけて林内の落ち葉や落枝上に発生する腐生菌。

傘は径0.5-2.5cm、円錐状鐘形で、表面は淡灰褐色、中心部は暗色、湿時は条線が現れる。襞は灰褐色、直生し、やや密~疎。柄は長さ3.5-9cm、太さ1-2mm、細長く灰褐色。上部は淡色または白色で、根本には白毛がある。胞子は長さ9.5-11μm、幅5.5-6.5μm、楕円形~卵形、平滑、アミロイド。縁シスチジアは長さ20-26μm、幅7.5-12.5μm、棍棒形~膀胱形で上部に多数の小突起がある。

※ 名の、ニオイはヨードホルム様の匂いを発することから。 


主写真撮影日:2019-11-04   撮影地:神奈川県相模原市中央区 道保川公園
撮影者:MOMO