学名：Gymnopus peronatus
ワサビカレバタケ(山葵枯葉茸) ホウライタケ科モリノカレバタケ属夏～秋、林内の落ち葉上に群生する腐生菌。
傘は径1-3.5cm、初め丸山形～饅頭形、成長するとほぼ平らに開く。表面にはやや不規則な放射状の皺があり、ベージュ色～淡黄土色～枯草色～褐黄土色、湿時は縁にやや条線が見られ、乾けば淡色になる。襞は淡灰黄土色～淡褐色、疎、上生～直生～離生。柄は長さ2.5-5cm、太さ2-5mm、上下同径、表面は傘より淡色、中実、下部に淡黄土色の毛がフェルト状に密生する。肉は薄いやや革質、辛味があり無臭。胞子紋は白色。胞子は長さ7.5-11μm、幅3.5-4μmの長楕円形～ウリ種子形。
※ 名はカレバタケの仲間で辛味があることから。
食用としての価値はない。
主写真撮影日：2019-10-28 撮影地：東京都町田市
撮影者：MOMO