アキハギク

学名:Aster sugimotoi  

アキハギク(秋葉菊)[別名:アキバギク、キヨスミギク] キク科シオン属

本州の茨木県から愛知県の太平洋側、長野県南部、山梨県の山地の林縁や林内に生育する多年草。

丈は40-60cm。茎は斜上~垂れ下がり、短毛がある。分布域の東部のものの方が毛が多い。根生葉は花時には無い。葉は長さ5-8cm、幅3-4cmの卵形、両面に疎らに短毛があり、葉先は尖り、基部は楔形、鋸歯は5対前後。葉柄が明瞭にあり、葉柄の上部は翼状となる。上部の葉は鋸歯が殆ど無い。頭花は直径1.5-2cm。総苞は長さ約4mm。総苞片は3列。舌状花は白色。
花期は9-11月。
果実は痩果で長さ約2.5mm、冠毛は冠毛は長さ約3mm。

※ 名は、静岡県の秋葉山(あきはさん)に由来する。また別名のキヨスミギクは千葉県の清澄山に由来。


主写真撮影日:2019-11-04   撮影地:神奈川県相模原市中央区 道保川公園
撮影者:MOMO