アカカバイロタケ

学名:Russula compacta   

アカカバイロタケ(赤樺色茸) ベニタケ科ベニタケ属

夏~秋、林内の主にブナ科樹下に群生~散生するキノコ。

傘は径7-10cm、饅頭形から成長すると浅い漏斗形になり、表面は粘性なく、赤褐色、縁部が裂けることもある。時に微細な点状斑を付ける。襞は殆ど離生し密。白色だが、傷つくと赤褐色の染みができる。柄は長さ4-6cm、皺状の縦線があり、白色のち赤褐色に染まる。老成すると干しニシンの様な不快な臭気を発し、乾燥すると更に強くなる。胞子は長さ8-9μm、幅7-8μm、表面には細かい疣と細い網目状の連絡糸がある。

※ 味も臭いも悪いため食不適。


主写真撮影日:2019-09-19   撮影地:神奈川県相模原市南区
撮影者:MOMO