フクロタケ

学名:Volvariella volvacea  

フクロタケ(袋茸) ウラベニガサ科フクロタケ属

春から秋にかけて、藁やゴミ溜めに発生する。

傘は径4-10cm。饅頭形から中高の平らに開き、表面は繊維状、灰褐色で粘性はない。成菌では縁部に条線が出る。襞は離生し、白色のち肉色になる。柄は長さ3-9cm、白色、ほとんど平滑、基部は塊茎状に膨らみ、黒褐色膜状のつぼがある。胞子は長さ7-9.5μm、幅5-6.5μmの平たい楕円形で、淡い桃色の胞子紋がある。

※ 和名は、幼菌の柄の根元に厚い袋が出来ることから。
 マッシュルーム、シイタケの次に生産量、消費量が多く世界三大栽培用キノコの一種に数えられる。中華料理などに栽培品が盛んに使われる。幼菌は、卵の様に細長くキノコ全体が「厚い袋」に包まれる。


主写真撮影日:2019-08-21   撮影地:神奈川県相模原市南区 境川堤防
撮影者:MOMO