キバナコウリンタンポポ

学名:Pilosella caespitosa  

キバナコウリンタンポポ(黄花紅輪蒲公英) キク科ヤナギタンポポ属

ヨーロッパ原産の帰化植物で、日照のよい道端や空き地などに生育する多年草。

丈は20-90cm。稀に走出枝を出す。茎には白い長毛が疎らにあり、腺毛が混じる。根生葉はロゼット状に付き、長さは5-16cm、幅1.2-2.5cmの長楕円形~狭倒被針形、稀に花茎の下半に茎葉が付き被針形で茎を抱く。コウリンタンポポに比べ先がと尖る。初夏から夏、長い茎先に黄色の径1.5-2.5cmの頭花を数個付ける。総苞には基部が黒い腺毛と長毛がある。花は舌状花のみから成る。
花期は6-8月。
冠毛は毛状で白い。

※ 名は、コウリンタンポポによく似て、黄色の花を付けることから。
 北海道に多く帰化しているが、本州でも点々と帰化の報告がある。


主写真撮影日:2019-07-02   撮影地:北海道上川郡弟子屈町 摩周湖展望台
撮影者:MOMO