カンパニュラ・ラティフォリア

学名:Campanula latifolia  

カンパニュラ・ラティフォリア(Campanula latifolia)[別名:ジャイアントベルヅラワー] キキョウ科ホタルブクロ属

ヨーロッパ・コーカサス・トルコ・イラン・インドの西部ヒマラヤとパキスタン原産で、森林地帯の林縁や牧草地に自生し、日本では観賞用に植栽される常緑多年草。

丈は50-120cm。ロゼット状の葉の中から花茎を伸ばす。花茎には溝があり枝分かれせず直立し、軟毛が疎らに生える。葉は、長さ12cm、幅7cmまでの卵形~卵状広披針形で、先は尖り、縁には鋸歯がある。茎先に穂状花序を出し、長さ3.5-6cmの大きいベル形管状の紫がかった青い花を多数付ける。萼は5裂し長さ約1cmの線形となる。雄蕊は5個、雌蕊は1個。
花期は6-8月。
果実は、毛の生えた下向きの蒴果。

※ 和名「ジャイアントベルヅラワー」はYListに因ったが、一般的ではないようで、ネット検索でヒットしない。
 英語の一般名は、Giant bellflower、Large campanula、Wide-leaved bellflowerなど。


主写真撮影日:2019-06-02   撮影地:北海道上川郡弟子屈町 (植栽)
撮影者:MOMO