ティアレラ・コルディフォリア

学名:Tiarella cordifolia  

ティアレラ・コルディフォリア(Tiarella cordifolia)[別名:ティアレレラ] ユキノシタ科ズダヤクシュ属

北アメリカ原産で、観賞用に栽培される多年草。

花茎の丈は15-30cm。葉は根生し、掌状に3-7個に浅裂から深裂し、多くは葉脈に沿って褐色の班が入る。春、花茎を伸ばし、総状花序に径6mmほどの小さな白色~淡桃色の花を付ける。5弁花で、10個の雄蕊が長く突き出す。
花期は6-7月。
果実は蒴果で4-15個の種子を含む。

※ ティアレラ(Tiarella)は、ズダヤクシュ属の属名のため他種も含むが、園芸流通名としては本種を示す。
 園芸種は、コルディフォリア種(Tiarella cordifolia)とウエリイ種(Tiarella wherryi)などの交配によるものが多い。
 耐寒性が高く丈夫な性質ですが、暑さがやや苦手。耐陰性があり半日蔭の場所でもよく花を咲かせる。


主写真撮影日:2019-06-15   撮影地:長野県原村 (植栽)
撮影者:MOMO