グレビレア・アルピナ ‘オリンピック・フレーム’

学名:Grevillea alpina 'Olympic Flame'  

グレビレア・アルピナ ‘オリンピック・フレーム’(Grevillea alpina 'Olympic Flame') ヤマモガシ科ハゴロモノキ属

オーストラリアのカーディニア(Cardinia)地方原産グレビリア・アルピナ実生の選抜による園芸種の常緑低木。

樹高は0.3-2m。葉は長さ1-2cmの線形で、やや黄色味掛かった薄緑色。葉表は滑らかで、縁が裏側に巻き込み針のようになるが、先端はさほど硬くない。花被のカールした花は、日本では晩冬から初夏に咲き、1個から数個が集まって咲く。花被は赤く、雌蕊の先端は2岐し緑色~クリーム色~茶色になる。雌蕊が伸び出す頃に、花被の先が割れて内側にカールして花粉を出す。花被は雄蕊と花弁が変化したもので、萼はない。
花期は3-6月(原産地では周年)。
果実は袋果。

※ グレビリア・アルピナは変種が多く、ビクトリア州とニューサウスウェールズ州に跨る乾燥地の森や木立の地に生育するが、5つのタイプが報告されている。一般的な、グレビリア・アルピナの葉は楕円形で、花色は橙色から黄色、赤色、橙色または桃色の2色花が多い。


主写真撮影日:2019-03-02   撮影地:神奈川県小田原市 小田原フラワーガーデン (植栽)
撮影者:MOMO