コーストバンクシア

学名:Banksia integrifolia  

コーストバンクシア(Coast banksia)[別名:バンクシア・インテグリフォリア] ヤマモガシ科バンクシア属

オーストラリア東南部原産で、観賞用に植栽される常緑低木~高木。

樹高は5-25m。生育地により異なり、保護された環境では35mに達することもあるが、海岸近くの風衝地では低木となる。葉は、倒披針形で長さ5-15cm、革質、葉表面は濃緑色、葉裏面は銀白色。夏~冬に、長さ10-12cm、径5cmほどの円筒形の花序を出し、淡黄色の花を咲かせる。花後、花序は木化して松笠状になり、種子が熟すと散布される。

※ 幾つかの亜種があり、葉に棘状の鋸歯がある亜種(B.subsp. monticola)もある。


主写真撮影日:2019-03-02   撮影地:神奈川県小田原市 小田原フラワーガーデン (植栽)
撮影者:MOMO