ナメシカワタケ

学名:Tubulicrinis gracillimus  

ナメシカワタケ(鞣革茸) トゥブリクリナ科ナメシカワタケ属

針葉樹の落枝・切株・枯木などの腐朽菌。

基材の上に厚さ0.08-0.25mmの薄膜状に広がり、乾くとひび割れる。表面の色は白色~クリーム色~灰色で、滑らか。KOH試薬には不活性。肉は白色で、基底層は1-4層、高密度の主として直立する菌糸の中間層がある。生殖菌糸は径2.5-4μm、壁厚0.5μm、クランプ接合。基底層から生じ、65μmに突出する円筒形で、長さ65-144μm、幅8-12μmの内腔を持ち、薄壁で頂端は丸みを帯びる。胞子は長さ6-8μm、幅1.5-2μmの円柱状で、滑らかで透明、非アミロイド。


主写真撮影日:2018-12-17   撮影地:神奈川県相模原市南区
撮影者:MOMO