エビコウヤクタケ

学名:Cylindrobasidium evolvens  

エビコウヤクタケ(えび膏薬茸)[別名:シロコウヤクタケ] タマバリタケ科エビコウヤクタケ属

半背着生で、主として広葉樹の枯れ木上に被膜状に広がる白色腐朽菌。

被膜の長さは2-20cm、ときにそれ以上になり、薄い被膜状。最初はふわふわした斑点状で、後に皮膜状に成長する。表面(子実層面)平滑または僅かに疣状、色は最初は白色、後に肌色~褐色になり、周縁部は白色。しばしば反転して傘を形成する。また乾燥すると罅割れを生じる。胞子は長さ8-12μm、幅4-7μmの洋梨形で、滑らかで透明、非アミロイド。

※ 学名は、大菌輪に従ったがCylindrobasidium laeveとしている海外サイトも多い。
 和名の漢字表記でエビは海老の可能性が高いが、確証がないため平仮名表記とした。


主写真撮影日:2018-12-30   撮影地:東京都八王子市 長沼公園
撮影者:MOMO