シロカワタケ

学名:Hyphodontia sambuci  

シロカワタケ(白皮茸) トゥブリクリナ科ウスカワタケ属

主として広葉樹の枯枝・切株・幹などの表面に膜状に広がる腐朽菌。

厚さは1-2mm、白色から類白色の薄膜状に広がる。乾くと堅くなって皴割れ、古くなるとやや黄変する。薄く成長するが、端は通常丸みを帯び白っぽく明確な境界を持つ。基底層は僅かな平行菌糸、緩く配置された主に直立して枝分かれした菌糸の中間層、膜の下でより密集して包む。胞子は長さ5-6μm、幅3.5-4μmの楕円形、胞子壁は滑らかで透明、厚さ0.2μm。


主写真撮影日:2018-12-17   撮影地:神奈川県相模原市南区
撮影者:MOMO