カボチャタケ

学名:Pycnoporellus fulgens  

カボチャタケ(南瓜茸) ツガサルノコシカケ科カボチャタケ属

夏~秋に、針葉樹ときに広葉樹の枯木や倒木上に発生する褐色腐朽菌。

背着生~半背着生~側着生で、側着生の傘は幅3-10cmの半円形~扇形で傘の下方に膜状に子実面を広げることも多い。傘の表面は明るく鈍い橙色から橙色で、乾くと煉瓦色~赤褐色になる。肉はやや厚くカボチャ色で海綿質、乾くと脆くなる。管孔は長さ2-6mm、孔口はやや角ばり大小不同で1-3個/mm。孔の縁は歯牙状に裂ける。胞子は長さ5-7μm、幅3-4μmの長楕円形で無色、非アミロイド。キノコは水酸化カリ液(KOH)で赤変する。


主写真撮影日:2019-01-13   撮影地:神奈川県相模原市緑区 津久井堂所山
撮影者:MOMO