クロサルノコシカケ

学名:Melanoporia castanea  

クロサルノコシカケ(黒猿の腰掛) タマチョレイタケ科クロサルノコシカケ属

広葉樹の老木・切株などの発生する多年生の褐色腐朽菌。

子実体は側生~半背着生、重生することもある。傘は馬蹄形~丸山形になり幅は最大30cm程度、色は黒褐色~紫褐色。周辺部はやや鞣し皮状の触感があるが、古い部分は堅くなり殻皮化する。成長の過程を示す環溝は顕著。肉は厚さ1-3cm、ややコルク質で暗紫褐色。腹面(管孔面)は、白色~褐色~黒色。管孔は多層で、各層の厚さは3-10mm。孔口は微細で5-6個/mm。胞子は長さ3.4-4μm、幅1.8-2.2μm。


主写真撮影日:2019-01-07   撮影地:神奈川県相模原市中央区
撮影者:MOMO