ユングフニア・ラセラ

学名:Junghuhnia lacera  

ユングフニア・ラセラ(Junghuhnia lacera) マクカワタケ科ニクイロアナタケ属

広葉樹の枯木・落枝などに発生する白色腐朽菌。

背着生で、白色~クリーム色の縁を持ち、厚さ約1mmの膜状に広がる。子実層は淡い黄土色で、ときに鮭肉色になる。孔口は、2-5個/mmで、初めは薄い孔壁があるが、最終的に不規則な迷路状になる。管孔長は最長1mm程度。胞子は、平滑で透明、非アミロイド、長さ1.5-5μm、幅4-6μmの卵状楕円形。

※ インターネット画像検索で撮影写真に最も近いと思われるものとして説明種としたが、顕微鏡レベルの照合はしていないため、別種の可能性もある。なお「日本産キノコ目録2016」にはリストアップされている。
 同属のユングフニア・ジャポニカ(Junghuhnia japonica)については画像資料が得られず、比較できていない。


主写真撮影日:2019-01-03   撮影地:神奈川県相模原市南区
撮影者:MOMO