学名：Postia tephroleuca
オオオシロイタケ(大白粉茸) ツガサルノコシカケ科オオオシロイタケ属秋に広葉樹、稀に針葉樹の枯木・切株に発生する側着生の1年生の褐色腐朽菌。
子実体は広く基物につき、無柄。傘は半円形で幅3-10cm、背面は白色～クリーム色～灰褐色(稀れに暗褐色)、初め粗毛があり、乾燥すると白っぽくなる。腹面は白色、孔口は2-4個/mm。管孔は長さ10mm以下。肉は柔らかい肉質、乾くと脆い。胞子は無色、長さ4-6µm、幅1-1.5µmの円筒形～長楕円形で平滑、非アミロイド。坦子器は4胞子性、長さ14-20µm、幅3-5µmの円筒形～棍棒形。シスチジアは無い。1菌糸型。肉の菌糸は幅5-8µm、大きいクランプがある。子実層托の菌糸は細い菌糸と太い菌糸からなる。
主写真撮影日：2019-01-03 撮影地：神奈川県相模原市南区
撮影者：MOMO