シュッコンバーベナ

学名:Verbena rigida  

シュッコンバーベナ(宿根バーベナ)[別名:バーベナ・リギダ] クマツヅラ科クマツヅラ属

ブラジル・パラグァイ・アルゼンチンの原産で、観賞用に栽培される多年草。

丈は30-60cm。塊茎があり、寒冷地でも越冬する。茎は四角で、葉はやや堅く無柄で対生し、長披針形で縁に粗い鋸歯がある。下部にある葉を除いて葉先は鋭く尖る。茎の頂に短い穂状花序が集まり、先が5裂して開いて径5mmほどの紫紅色の筒状花を密に付ける。
花期は5-11月。

※ 栽培品種では、下記2品種が一般的。
  Venosa(ベノーサ) :花色は赤紫
  Polaris(ポラリス):花色は淡い桃色
[クマツヅラ科宿根性の栽培品種]
  ヒメビジョザクラ:Glandularia tenera(別名:バーベナ・テネラ)
           葉は羽状に細かく裂け、茎はよく分枝して地面を這うように横に広がる。
  ビジョザクラ  :Glandularia × hybrida(別名:宿根バーベナ)
           グランデュラリア・ペルビアナ(Glandularia peruviana)など、いくつかの近縁種の交配によって作出された園芸植物。


主写真撮影日:2018-12-27   撮影地:神奈川県相模原市南区 (植栽)
撮影者:MOMO