学名：Phlebiopsis gigantea
カミカワタケ(紙皮茸) マクカワタケ科カミカワタケ属針葉樹の丸太・切株などに発生する一般的な白色腐朽菌。
背着生で、半透明の蝋質、乾くと軟骨質となり、周縁部が剥がれ易くなる。子実層面は、平滑または僅かに疣状、灰白色～淡褐色。子実層と子実下層に結晶を帯びた厚膜のシスチジア、長さ40-90μm、幅8-20μmがある。
※ 腐朽菌ではあるが、林業被害を引き起こすマツノネクチタケ(Heterobasidion annosum)を死滅させるため、生物学的保護の手段として使用されている。
主写真撮影日：2018-11-28 撮影地：神奈川県相模原市南区
撮影者：MOMO