チャウロコタケ

学名:Stereum ostrea  

チャウロコタケ(茶鱗茸) ウロコタケ科キウロコタケ属

北海道・本州・四国・九州・沖縄の、広葉樹の枯木に群生や重生する白色腐朽菌。

子実体は1年生、半背着生で覆瓦状に重生することが多いが、横に連なることもある。傘は径1-7cm、厚さ0.5-1mmで、扇形から半円形または不規則な腎臓形となり、革質。傘の背面は。灰白色と赤褐色~暗褐色が交互に環紋になり、灰白色部だけに毛が密生する。乾燥すると色が褪せ、古くなると藻類が付き、緑色を帯びることが多い。傘の腹面は平滑で、帯白色~帯灰色~淡赤褐色になる。子実層托には汁管菌糸があり、傷つくと無色の液が滲み出る。汁管菌糸は菌糸より太く、やや厚壁で幅5-7μm。断面は肉白色で厚さ500-750μm、背面の粗毛層の下に褐色の下皮がある。胞子は長さ5-6.5μm、幅2-3μmの円筒形で無色、アミロイド。シスチジアはなく、2-5個の微突起が先端にある薄壁の菌糸(Pseudacanthohyphidia)がある。2菌糸形で、原菌糸はクランプがない。


主写真撮影日:2019-01-03   撮影地:神奈川県相模原市南区
撮影者:MOMO