ドテハナゴケ

学名:Cladonia caespiticia  

ドテハナゴケ(土手花木毛) ハナゴケ科ハナゴケ属

本州・四国・九州の、暖温帯の地上や木の根元に生育する地衣類。

鱗葉が発達して大きな群落をつくる。鱗葉は淡緑色で長さ1cm以下で不規則に深裂する。腹面は白色でしばしば顆粒状の粉芽を付ける。子柄は鱗葉表面から発生するが、高さ1-5mmと短い。子器は径0.75-3mmで盤は淡褐色~赤褐色。

[類似種]
 ネジレバハナゴケ:小鱗片が小さい。子器は異なる。
 マキバハナゴケ :少鱗片が長さ4-10mm、幅2-5mm。粉芽はない。乾燥すると逆に巻いて白色の腹面が見える。


主写真撮影日:2018-10-28   撮影地:神奈川県相模原市緑区
撮影者:MOMO