ヒイロタケ

学名:Pycnoporus coccineus  

ヒイロタケ(緋色茸) サルノコシカケ科シュタケ属

本州・四国・九州・沖縄の広葉樹(稀に針葉樹)の倒木・枯れ枝に発生する白色腐朽菌。

春から秋に発生し、子実体は側着生で無柄、ときに中心性で有柄となる。傘は幅3-10cm、厚さ3-7mmの半円形~円形で扁平、縁は鋭端になる。背面は鮮朱紅色、無毛、細かな凸凹があり、不鮮明な環紋がある。古くなると退色し、灰色になる。腹面は濃紅色、古くなっても退色せず、管孔状、孔口は微細で5-8個/mm、孔長1-2mm。肉は淡朱色で薄く、コルク質~革質、無味無臭。胞子紋は白色。胞子は長さ4-5μm、幅2-3µmの紡錘形、平滑、非アミロイド。3菌糸型、微細な色素粒子に覆われる。原菌糸にはクランプがある。

※ 名は、表面が緋色をしていることから。
 [近縁種]
  シュタケ:Pycnoporus cinnabarinus
       色合いがよく似る。ヒイロタケに比し、傘がより厚く、管孔はほぼ倍の大きさになる。
       ヒイロタケがアジアの熱帯系のキノコのため平地部に多いが、シュタケは北方系のため山岳地帯に多い。


主写真撮影日:2018-10-17   撮影地:神奈川県相模原市南区
撮影者:MOMO