トラデスカンチア・シラモンタナ

学名:Tradescantia sillamontana  

トラデスカンチア・シラモンタナ(Tradescantia sillamontana)[別名:シラユキヒメ、ホワイトベルベット] ツユクサ科ムラサキツユクサ属

メキシコ北東部の原産で、観賞用に栽培される常緑多年草。

丈は40-40cm。ほぼ植物全体を白い毛が覆う。茎は直立するが、成長すると倒れて匍匐し根付く。葉は互生し、長さ3-7cmの卵形で多肉質、灰白色の軟毛が葉面を覆う。初夏から秋までの長期間に渡り濃い桃色で径3cmほどの花を付ける。花弁は3枚で中央から蕊が立ち上がる。雄蕊の葯は黄色。
花期は6-10月。

※ 日照を好むが、夏の日差しは強すぎるので強い日差しを避けた半日蔭で育てる。耐陰性があるので明るい日陰でも育ちますが、白い綿毛がなくなったり弱々しい姿になるため注意。
 寒さにはあまり強くないが、暖地では鉢植えにして、戸外の日当たりがよい霜の当たらない軒下なら容易に越冬する。戸外では地上部の葉が枯れて宿根して越冬し、春になると葉が茂る。冬期は日照のある屋内で10℃以上であれば常緑を
保つ。


主写真撮影日:2018-10-17   撮影地:神奈川県相模原市南区 (植栽)
撮影者:MOMO