カスミソウ

学名:Gypsophila elegans  

カスミソウ(霞草)[別名:ムレナデシコ、ハナイトナデシコ] ナデシコ科カスミソウ属

コーカサス地方の原産で、観賞用に栽培される1年草。稀に逸出して野草化したものも見られる。

丈は20-50cm。全体に無毛で粉白色を帯びる。茎は円柱状に直立し、上方では二叉状に分枝し、円錐状に枝を広げ、岐散花序を出す。葉は上方では線状披針形で、長さ3-7cm、1本の主脈がある。花は白色の5-6弁で径約1cmの杯状になる小花を密に開く。
花期は5-7月。
果実は蒴果。

※ 名は、小さい花が無数に咲く姿が「春霞(はるがすみ)」を思わせることから。
 仏花用などに切り花が生産されるほか、花壇でも栽培される。

 [園芸品種]
  'アルバ・グランディフロラ' :'Alba grandiflora'
                 大輪の白花。
  'カルミネア'        :'Carminea' (ベニバナカスミソウ)
                 小輪の暗紅色花
  'ロゼア'          :'Rosea'
                 極小輪の紅色花
  'コペントガーデンマーケット':'Covent Garden Market'
                 草丈の高い大輪白花。花弁数が多くボリュームがある。


主写真撮影日:2018-09-18   撮影地:東京都世田谷区 (植栽)
撮影者:MOMO